だいたいうろ覚え

物忘れが激しくなってきたので備忘録

音楽劇黒と白2 感想(11月29日マチネ、AC)

最近更新してないのにも関わらずめっちゃアクセス数あるな…?って思ってたんですけど、ぐーぐるで「音楽劇黒と白 感想」で検索するとこのブログが1番上に出てきちゃうのね……。申し訳ない、そしてただの書き殴りだからちょっと恥ずかしい…

そんな黒白1の感想はこちら

https://sskry-nao.hatenablog.com/entry/2020/02/23/212233

 

それはさておき、11月29日マチネ、AC見て参りました!

今回はグッズは通販もあり、個ブロも無事にゲットできました。嬉しい!前回は買えなかったから……。(何回でも言うけど、キャストが「欲しい人みんなの手に渡りますように」ってツイートした時点で大量買いするのはやめて…)前回はちょうど引っ越しの日とかぶってしまい、1公演しか見れなかったのが悔しかったので、今回は4公演ぶち込みました。あと3回も見れる!すごい、幸せ!!本当はもっと行きたいけど、前後の観劇予定とお財布事情がアレなのでアレです。

 

客席に入ってまず、セットがかっこよくてめちゃくちゃテンションあがりました!ステージにレースの幕が閉まってて、そこにタイトルが投影されてる…だったかな(すでにうろ覚え)

最初のOPが黒白1のときと同じでエモエモでした!後ろ向いて手で羽を広げる振り付けが好き。前回に比べて天使たちが増えたので揃ってステージにならんでるところは圧巻…。オープニングおわって暗転した時思わず「ほぅ…」って息が出た。もはや美術品の如き。

本当にみんな顔がいいな??(わたしは黒白のこと「ムービックのハーレム」だと思ってます。)

前回は冒頭のところめちゃくちゃ淡々としてたけど、今回はわりとわちゃわちゃ気味というか。人数も増えたしすっかり賑やかに変わったプルガトリウムでした。新しい風!って感じ。ヒューリックホールは横幅があんまりないから、余計わちゃわちゃが似合う感じしますね。

 

◆A(強欲×無私×怠惰)

マモンを主軸にした話。農民である野心家マモンが貴族のメタトロンと出会い…という話。

めっっちゃいい話だった……。

メインの3人は言わずもがな、アンサンブル出演してた橘さん、塩澤さん、堀田さんもめちゃくちゃいい味出してる。橘さん演じる執事の、あのマモンに対する感じ絶妙で好きwメタトロンが没落するときの堪える感じとか。

あとベルフェゴールがワイン持ち出すところ見たら黒白1を思い出してニヤついてしまった。(兄さんほんっっとうにかっこよかった……ビジュアルが良すぎて脳みそが動きを止める…髪長……!動き方も怠惰って感じでほんと好き。あの手の動き…)

最後の野望か友情かを選ぶところ、強欲ならどっちも(もしくは野望)選ぶ結末になりそうなものだけど、友情を選んだのが本当に“人間”でよかった。プルガトリウムの場面とか、ルシフェルミカエルの会話とか、基本的に天使たちはお互いの性質を肯定していると思う。「君は〇〇だからね」と言ったふうに。強欲とか怠惰とか、ネガティブな意味に捉えられがちな性質も「それが君の性質だよ」と認めてもらえている。でも転生後の「人間」は単一の性質ではいられない。強欲のマモン、無私のメタトロン、怠惰のベルフェゴール。それぞれが交流しあい、性質が混ざり合うのがとても人間らしい。単なる友情物語を描きたいのではなく、性質が混ざり合うことこそが人間なのだと表現したいのかなあと思った。

ベルフェゴールがメタトロンに憧れてるの、良かったな…。強欲が無私を特別視するのは正反対だからだと思うけど本来怠惰が無私を特別視する理由はないわけで。ベルフェゴールが怠惰といいつつ俯瞰的に人間を見ているから、メタトロンが異質に映るんだろうな。そういうところが前回の転生のときとダブって感慨深かった。(キャラの一貫性とでもいうのかな)

あとあと!映像班!好き〜〜!!マモンがメタトロンに勉強教えるところで半透明の幕が閉まってて、その上に文字をかいたり勉強を教えてる吹き出しの映像を映しててそういう使い方があるのか!って感動した。説明下手だな…舞台にキャストが立ってる状態で映像がレイヤーのようになっていたということです…あのシーン、「チェスしよう」からのダンスもなんだかチェスっぽい動きで良かったな。

 

◆C(調和×不和×堕落)

これはやばい

やべー話を見ちまったよ!!!!なんなんだよこれww正直Cの衝撃強すぎてAの記憶若干飛んだわ!

もうね、話の内容がなんっにも入ってこないwひたすら笑ってました。いやいやいや皆正気で演じてるんだよね??どうしたらこんな舞台が作れるの???すごくない??本当にずーーっと笑ってるから!!振り幅がすごすぎる!!

マジで話の内容よく分からなかったし、多分真面目に考えたら「なんでやねん」しか言えないんだろうけど、Cは笑いが目的でそれに手段が合っていて結果も大爆笑だったから作品として大成功すぎる。いやずるいよなんだよあのばばあ…!!途中まで「これメインは調和と不和とあと誰だっけ???國島さん??」って思ってたくらい周りのキャストのアクが強い!!患者1誰かと思ったよ!!顔あげろwwどんだけ腰曲がってるんだ!w謎のばばあへのこだわり。患者2はもっと自由すぎる…!ツッコミが全然追いつかない。患者さんは比較的まともなんだけど、それがバランスよくて余計笑えるw國島さんがやばい人だとは聞いていたけど院長のやばさ本当にすごかったです。もう普通のセリフ言ってても笑える。もう途中からわたしも混乱してた。全部面白かった。「こういうの(院長)が好きなの?」っていうルシフェルはめちゃくちゃ可愛かったです。よいしょーずはツッコミきれないのでツッコミません!

役者って…すごいんだなあ……

あとこれ音響さんめっちゃ楽しいだろうなって思いました!メンタルブレイク効果音のところもw

 

AC共通なんですけど、前回に比べて音楽劇要素増えてたのも嬉しかった〜!!最後の生歌もね!かっこいい!本当に大好きな作品です。

 

私は知ってるキャストたくさんだからキャストの印象込みで個性豊かだなって思うんですけど、初見の方とかにはどういうふうに見えているんだろう。もう少しキャラクター性強めのも観てみたい。(イブステ、スケステネタ……私はめっちゃウケたし楽しかったけど、ツキプロ層がターゲットではない作品としてはアウトなのでは…幕間とか規制退場のときだからセーフなのか…?でも見てない人は疎外感あるだろうし…)

 

BとDは観に行ったらちょくちょく追記しようと思います。色んな人にBが面白いよとかDみたら感想(悲鳴?)聞かせてねとか言われてるので楽しみです。チケット追加購入も検討したい、、

絶対黒白3もやって欲しい……。

 

12/1AD→

https://sskry-nao.hatenablog.com/entry/2020/12/02/182928