だいたいうろ覚え

物忘れが激しくなってきたので備忘録

初等教育ロイヤル(赤組) 7/23マチネ

京都!は、さすがにまだいけないので。お家での観劇でした。

毎年公演されているこの「初等教育ロイヤル」ですが、すごいビジュアルの演目だなあというぼんやりとした認識しかなかったので今回観劇できてよかったです。ただ、あんまり好みではない脚本だったので、そういう感想を書きます。良かったところから書くので、適度にブラウザを閉じてください。

 

■良かったところ

キャラクター同士の関係性が良かった。個人的には6年生が好き。まともな(っていうと語弊あるけど)人しかいない貴重な学年。橋本さんが可愛かったです。あと4年生の佐々木くんと山口くんコンビがよかったなあ。いやー、佐々木くんと山口くん良かった。私が佐々木くん寄りの人間なので、彼が山口くんと出会えて良かった。佐々木くんが死んじゃうときの山口くん、叫ぶに近いんだけどそれだけじゃない感情を絞り出して乗せているような声で佐々木くんのことを呼ぶのがよかった。あと山口くんが佐々木くんのこと親友って呼ぶのがすごくよかった。

佐藤さんが死に際「肯定」を求めるのがあきよしじゃなくて林くんなのもとても良かったです。(後述します)林くんとお兄さんの対決もかっこよかったですね!刀キャッチからの殺陣かっこよかったなあ。

基本的にキャストの方々の声が良かったですよね。配信だと特に若い女性の声聞き取りづらかったりするんだけど、今回はそう言うこともなかったので良かったです。主演の樫尾さん(初舞台ってマジですか)セリフの強弱が好き。

 

■物語について(批判込み)

・主人公について

あきよし、めちゃくちゃ嫌なやつですよね。彼は眼鏡をつけてはいないけど、幾重にもフィルターを持っている。かなり古典的な男女の既成概念をもっており、のちに教頭にも批判されるのだが「女は男が守る、だから家事は任せた」とか言っちゃう、気持ちの悪いキャラクターだ。5年生の2人に対してアウティングするし。(こっちは作中で批判されていないので本気で苛立った)話の半ばくらいで「見えるものが全てじゃない」と言ったそばから「佐藤さんは眼鏡を掛けてないほうが可愛い」なんて言う。秒速で説得力マイナスにするのでこれにはウケてしまった。あきよしがこういうやつだから、佐藤さんの自己肯定の相手は林くんだったのは納得。終盤山口くんが「お前は戦っちゃだめだ」「負けるなよ、自分に」って言ってくれたのに速攻で眼鏡掛けて5年生ぶっ飛ばしてたの悲しい。山口くんの言葉全然響いてない…。あきよしは終始思考停止するキャラとして描かれている。他の学年の準備具合から考えると春休みの早い段階で今回のバトロワの説明があったのかもしれないし、そうだとすると彼以外の同級生が転校してしまったのも納得ができる。きっと同級生が逃げる算段を立てていた間、彼は現実逃避を重ねてきたのだろう。

・佐藤さんの眼鏡について

序盤の戦闘シーンが水鉄砲とかほうきで戦われていて、でも実は佐藤さんの曇ったメガネでそう見えていただけだった、というのは面白い。山口くんが井上くんに水ちょっとかけちゃったやつ、現実だとどうだったんだろう笑あのシーンの2人の動き可愛かった。

・校長、教頭について

突如赴任してきた校長、そして教頭はこの大惨事をセッティングした首謀者である。児童を争わせ、争わない学年には介入し「教育」を施す。(字面に起こすとただの受験戦争のようにも読めますね)一貫してふたりとも支配的な、大人の象徴であるかのように見える。しかし気になる点がふたつある。

ひとつは教頭と校長の関係性だ。教頭は重度のニコチン依存者だ。タバコを吸いたい時は校長に許可を得ようとするし、校長から教頭へ仕事のご褒美にタバコを、なんてセリフもある。極め付けは禁煙を望む教頭に校長がタバコを与えるシーンだ。この2人の関係性は全くフラットではなく、校長は欲望の管理者として教頭の上に立っている。

もうひとつは、2人の言動の不一致さだ。前述したとおり、教頭と校長は生徒に対して著しく支配的である。反抗的な生徒には銃だって放ってきた。しかし、後半2人の態度は一変する。「悔しければ力尽くでも止めてみたら」「あんたが止めないとみんないなくなるかもよ」ここからの2人はまるで自らを倒すようあきよしと佐藤さんにたたみかける。佐藤さんに銃を向けられた瞬間校長は両手を広げている。そして避けもせず銃弾という佐藤さんの教育の成果を受け取るのだ。

3年生に対する校長の行動もそうだ。それぞれが欲望を曝け出すように誘導した。そして陽キャを夢見る石川くんには「現実を正しく見るよう」教育を行った。

先程校長は教頭の欲望を管理する立ち回りだと書いたが、これは全児童相手にも言えるのではないだろうか。つまり、校長の目的は児童に自分の欲望に目を背けず向き合わせること。だからこそあきよしや佐藤さんに眼鏡を外してよく見るよう指導を行なったのではないか。その結果、自分が倒されようとも。

・校長室について

校長室とは結局何だったんだろうか。欲望を曝け出し、その先にあるもの。しかしそこに入れたのは欲望を曝け出していない松本くんだ。彼については「校長室を目指している」以外の心情が明かされない。彼への教育は未完了だ。最初に校長室に辿り着くのも彼なのだが、教頭に銃で撃たれてしまうことからもそれはうかがえる。

校長室とは「目指すべきもの」であり「ユートピア」であるというのが児童の共通認識だ。しかし校長室を真に目指した児童は松本くんだけではなかったか。6年生はそもそも好戦的ではなく、5年生のリーダー格林くんは校長室を目指してるわけではないと断言する。3年生はそれぞれの思惑で動いているし、2年生の校長室を目指す理由は行きたいからではなく約束をしたからだ。

それぞれが校長室とはなにかを分かっていて目指しているわけではない。いわば「校長室を目指すべきだ」ということこそが眼鏡の曇りなのである。目指していたからとはいえ、松本くんだけが校長室がなんたるかを知っていたとは思えない。きっと彼も曇りきった目的で校長室を目指した。校長室にたどり着いた時彼はなにを見るのだろう。彼の思い描いたものがそこになくとも、彼には曇ったレンズがある。現実逃避を重ね、そうやってユートピアで彼は生きていくのだ。これは義務教育の敗北の物語であり、悲劇だ。

 

アフタートークで話題に出た鈴木くんが松本くんに「5頭身」って言うくだり、脚本のひとが「ひどいなーって思ったお客さん、でもみんなウケてましたよね?」っていうのはどうなんですかね。キャストの山田さんが短足で売ってる、とか知りませんし。そもそも1ミリもわたしはウケてないんだわ。というかウケてたからなんなんだ?ウケたら良しとされるってことですか?ギャグならギャグで構わないんだけど、この発言はあまりにも創作者として、言葉を創る側として無責任すぎる。ノーマスクとか緊急事態宣言とかの話題を「1年生」に言わせてるのも心底ずるいと思った。本番の直前に「小難しいこと話してたりもしますがあくまでも小学生の会話なんです」って本人がツイートしてるんですよね。言い逃れの伏線にしか見えない。1年生たちの会話も要点を抜粋すると「ノーマスクは炎上したからダメ」(炎上したからダメ、「ウケたら良し」に通ずるものがある)「感染症は今までだってたくさんあるのに何故ノーマスクはダメなのか」というものだし、手洗いうがいを推奨してる1年生を倒すのは「手洗いうがい?なにそれ全然してない」っていう5年生だし。一個ならまだしもそういう思想の脚本なんですねって思うには十分すぎると思います。キャストの方、頼むから健康で帰ってきてくださいね。

 

しつこくてごめんなんだけど全然気持ちがおさまらないのでこっそり追記。ほんっとアフタートークの脚本のひと、合わない。(合わないと言うか、、)せっかく役者さんが「これってこういう意味かと思ってて、好きな台詞で」って考えてくれてるのに「全く思い入れない」「お前にはまだ分からない」とか言うのが腹立つ。それ観客の感想にも言えるんですかね…?というか感想を否定をするためにきたのなら脚本家がアフトにいる意味ないですから。たいして歳もいってないのに若い子にマウント取るの、同世代ながら見てらんない。本当に思い出しても腹が立ってしょうがない。はぁ……。

音楽劇黒と白3 7/3マチネ(AC)

ただいま煉獄!

そしてはじめましてGロッソ!ステージも客席も縦と奥行きがものすごい劇場なんだなあ。わりと前方の席だったのですが、見下ろしたり見上げたり首が忙しい。

 

■キャストの話

アンサンブルのお三方の存在感すごい!Aの役どころというのもあるけど、EDとかでも目を引いてたなあ。場面によって振付の雰囲気がガラッと変わっていたのもすごい。

天使の方々はほとんど「いつも見るひと」と「久しぶりに見るひと」なんだけど、唯一末原さんだけ初めましてでした。周りから「雰囲気がすごい方」とは聞いていたけど、本当になんかすごかった…立ち振る舞いからして、なんだろう、なんかいい香りしそう……。ステージ上にいる、というよりは「そこに在る」雰囲気の方だなあ。

あと印象に残ってるのはアバドンがめっちゃ笑顔で楽しそうだったことです。

 

■演出の話

演出結構ガラッと変わった……?スモークがないのは劇場のせいなのかな。スモークの香りが恋しい。雰囲気は黒白1寄りかなあ。映像班も変わった?なんかOPのフォント絶対それじゃなくない?みたいな…5000兆円フォント感…ステージの表面積大きいから逆に全面マッピングするとちゃちくなるような…

 

■なかみの話

□A

メンヘラ全肯定物語じゃん!やったー!(ちがう)あの短時間でいろんなひとに感情移入して泣くとこだった。

恋愛とは一般的に他者を愛することだ。ハルートと境界線を無くしたい(他者でなくなりたい)というマルートの思いは歪で、でも確かにそれは愛だったのがよかった。Aについてはいろんな感情を持って見ているんだけど、言葉にするのが難しい。というより論じる必要ないのかもしれない。歪な関係性が祝福されてよかった。嬉しかった。

あとハルートの恋が飛び降りた時昇天してしまったくだり、魂に恋したのではなく人間に恋した感じがして好き。

ちなみにわたしのいう「一般的に」は大体根拠がないので信じないでください。何故だか和辻哲郎倫理学が読みたくなった。

 

□C

なんというかすごくややこしかった気がする。生きる意味を探して過去を旅するものがたり。脚本家の真意は最後のアーサーのセリフなんだろうか?「生きる意味って、誰にとって?」という問は面白かった。ただ前半を経て、この問いがあって、結局「みんなの想いを背負っていきる」という少しありきたりの結論になってしまっていたのが腑に落ちなかった。

生きる意味はなんだろう。死なない理由はなんだろう。作中で繰り返し問われる。わたしは、生きる意味なんて「人間そのもの」に在るものじゃなくて、結果にしかついてこないものだからそもそも探すものじゃない派。「死ぬのが怖いから死なないだけ」って答えてた大学の同期、元気かな〜。(たぶん元気)

観劇者 感想(7/1 ソワレ)※7/4、7/12追記

UMA未確認生物が地球を救う」再演!観劇してきました〜!まさかユマスクが7年ぶりに再演するなんて思ってなかった!しかも!推しことサトルくんがまた出るなんて!!速攻でチケット取りましたとも。趣味が観劇だって職場で公言してるからフラッと携帯持ってトイレ行ってもなんにも言われないのありがたすぎる。まあ速攻でチケ取って戻るからそんなに席外してるわけじゃないけどね。先着はな〜、携帯よりパソコンの方が回線早いから嫌なんだよね〜(最前一個取れたからいいけど千穐楽は最前逃したよ😭💦)場所は池袋!やっぱりサトルくんめちゃくちゃかっこよかったぁ!7年前にもこれ思ったな(笑)目がキラッキラしてるよね!!そしてユマスクやっぱり最高だった……✨セリフでもあったけど、全員に物語があるし、全員が主役って感じするから目が足りない😳ほうれん草のおひたしみたいな悲鳴、浴びると健康になれる気がする。最後の「ここからが本番だ!」でおわるのもマジでアツい。少年マンガの打ち切りか!?みたいなwww人面犬役の子、初めて見る役者だったけど可愛かったな💓あと、河童に水を注ぐときの踊り、初演と違ってた!初演のときは盆踊りチックで「河童って日本の妖怪だから日本の踊りが効くんだなあ」って思ってたんだけど、今回のはちょっと西洋ぽくて(ベリーダンスってああいう感じ?)UMAと共闘するぞっていう和と洋が合わさる感じがした!踊ってるアンサンブルの女の子可愛かったなあ〜、なんて名前だろう。あとで調べよっと!

 

なんて茶番は置いておいてですね。UMA和製英語だしツチノコ人面犬ベリーダンスも西洋ではないです。)

かつてこんなにトイレに行きたくなる舞台があっただろうか……

 

脚本演出の開沼さんの作品はLDKミディアム2をDVDでみたことがあって、登場人物の個性がすごいなあと思っていました。LDKミディアム2の感想たしかどこにも書いてなかったんだけど、長戸さん演じる大家さんが大好きです。あのとき出演されてた長戸さん、外岡さん、岩佐さんの共演が生でみれるなんて思ってなかったなあ。ちなみに来週は木村優良さん🤚のでる作品を見るのでホントに不思議なご縁です。

さて本編の感想。なんだかエッシャーみたいな構成だなあと思いました。あっちとあっちが繋がってるように見せかけて実は繋がってたり繋がってなかったり。演出の映像も面白かったなあ。そんなに観劇経験多くないけど、スクリーンに役者の映像を投影するのは初めて見たしびっくりでした!観劇中に動く人、不動の人、足を組む人、様々で面白かったです。しかも佐々木真だけ映像だけじゃ……ない……!?もうこの仕掛けだけで佐々木くんの一人勝ちだと思いました(笑)

この作品は「共感」というのが一つのキーワードである。わたしがだれに共感したかというと、やっぱり一位は佐々木真で、次点で野間くんかなあ、と思う。私もいわゆる「推し」がいる身ですが、舞さんとはちょっと違うかな〜とも思った。「私たちが支えないと」みたいな思い上がりはしたくないし私がなにもしなくても魅力的なんだよな。推そう!って思ってるわけでもないしなあ。このあたりは色々複雑怪奇な感情なのでまあ触れないとして。あとは全員に少しずつ共感する感じかなあ。

佐々木真への共感度の高さは特別語る必要はないでしょう(笑)なんででしょうね。開始前にトイレ行ってても、なんか開始5分前になると、なんだかねえ。というかトイレ我慢してるのに佐々木真が「おしっこ」連呼するから本当に辛いんですよ!しかも映像でトイレがやたらと映るし、コーヒーとかビールとか飲んでるし!これはもう漏らさせようとしてるのかなと思いました。かろうじて勝てたので良かったです。つぎはわからない。

野間くんの役どころって他とは違ってて、バックグラウンド描写が少ないんですよね。他の人は目的を持って観劇してるからその目的を説明するためにモチベーションとなる背景を見せてくれるけど、野間くんは観劇すること自体が目的だからあまり描写されないのかなと思った。「観劇のために嫌な人間関係を耐える」という一点特化で、その部分にはすごく共感できるのだけど、観劇へのモチベーションがすごく高いから「共感してもいいのかな?😅」という手探り感がこっちにあった。途中のお着替えシーンはなんだったんだ!!??着替えるだけで去っていったから思わず二度見してしまったw

木蓮くんが最後夢を吹っ切れたところ、悲しいけどあそこでああ思えたってことはそれまで全力で演劇にぶつかっていたから悔いが残らないってなったんだろうな。

最後の最後、キャストが後ろ向いてM列にお辞儀するところよかったなあ。M5の席が開いちゃってたのは偶然かな?演出だとしたら面白い。

「観劇者」同士で見て「あなたは誰に共感する?」ってみるのも面白そうだし、演劇を知らない人(それこそ両親とか)にスッと差し出してこんな世界もあるんだよ〜ってちらつかせてみたい。そんな作品でした。

 

以下、本編感想とちょっと逸れる話をつらつらと。

稽古期間中に岩佐の祐樹さんが「普段何気なく通っていた道路工事の警備員さんに目が止まる」「役や稽古を通して普段の景色がまた違って見えて、それがまたとても面白い」と呟いていて、なんか分からんけどたまらなくなってしまってリプしてしまったんですよね(普段は極力リプしないように我慢している)なんというか「あーわかる」って気持ちと「その面白さを私はあなたから貰ってるんですよ」っていう気持ちがありまして。舞台とか物語の面白さのひとつに「世界に少しだけ知り合いが増える」というのがあると思う。生活していてふと「あ、舞台で見たやつだ」って思ったり、何気ない瞬間に物語と実生活がリンクしたりする瞬間がある。そういうときって大概悪い気持ちではなく、なにか旧友に再会したかのような親しみを感じることができる。観劇時の楽しさを思い出すからってだけではなく、もっと根源的な「知っている」という親しみ。

「優しさと知識は結びついている」というのが私の持論だ。単純に「知らないもの」を人は恐れるし、「知ること」でそれは私たちの中で「安心」に繋がる。大袈裟に言うと、「知っていること」が増えればそれだけ世界が自分に優しくなるということだ。それだけではなく、「知っていること」は自分が他者に優しくなるためにも必要なんだと思う。「知らない」つまり「興味がない」状態はそもそも対象をしっかり認知できてないということだ。これまで道路整備の警備員を風景の一環として見ていた人も多いのではないだろうか。この状態では優しいとか優しくない以前の問題だ。「知っていること」によって初めてはっきりとした輪郭を持ち私たちの視点に映り込んでくる。多分、私は明日から警備員さんとか、カフェの店員さんとか、ホームセンターの人とかを親しみの増した目線で見てしまうと思うし「この人たちの背景にはなにがあるかな」と思いを巡らすだろう。

物語をひとつ見るたび、読むたびに少しずつ優しくあれたらいいな。そんな観劇者、創作者でありたいな。なんてことを思ったり、したのでした。へへへ…

 

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7/4追記

千穐楽見てきました楽しかったです!ちゃんと漏らさなかった!やっぱり長戸さん面白くて好きだなあ。どことなく私の父親に似てるw

Twitterで「観劇者 ユマスク」で検索すると私のツイートしか出てこないんですけど、え、みんなユマスク好きだよね!?あと2回目みて気づいたけど映像めちゃくちゃ細やかだな!バイトの先輩のクソ野郎がタバコ吸ってる時、うしろに煙がうつるのすごい。

ちょいと野間くんの話です。初回見たときは「野間くんは真面目に働く、観劇を真っ直ぐ好きな人」っていう印象が強かったんですよ。でも今日見るまでの数日間「なんか違うな?」って引っかかって。だって終演後拍手しないし。帰る時の「よしっ」ってなんだよ?「よし、明日も頑張ろう」なのか「よし、見たぞ」なのか。いやそもそも観劇のためならフリーターじゃなくて正社員になった方が将来的にも金銭的にもいい。有給使ったり、平日休みの仕事だってある。で、思ったんですけど野間くんってミーハーなのではないでしょうか。私が観劇に命をかけていないからわからないだけならすみません。野間くん、「観劇を沢山したい=今お金が沢山いる=瞬間的に稼ぐならバイト掛け持ち」という図式になっているのではなかろうか。「作品を見ることが目的」ではなくて「観劇自体が目的」といえば伝わるかな…。観劇が目的だからその先の作品はなんだっていい、から拍手をしないのかなと。あとは観劇に命かけてます、って言う人がユマスクをみるのかな?って言う疑問。私はユマスク大好きなんですけど、ユマスクってイロモノ枠っていうか、多分2.5次元寄りの集客をしてる舞台だと思う。で、多分女性向け。キャストがほぼ男だし。野間くんが積極的に見にくるイメージじゃないんですよね。とすると「再演」に惹かれてきたのかなと思ったわけです。「再演するくらい人気の舞台だから見ておくか」みたいなややミーハーな動機なのかな?と。うーん。憶測の域を出ないので妄言なんですけど…なんだろう、なんか引っかかるんですよね……

あとこの舞台「観劇者」と言うタイトルだけど、実際の観劇者が見るよりも出演者サイドのほうが見たら刺さると思う。冷たく言うと、観劇者からしたら「観劇者にはこんなドラマがあって」と説明されても自分たちのことだから「そうだね」で終わってしまう部分もあるわけで……。だから多分「出演者」っていう作品が出たら観劇者側めっちゃ感動すると思いました。

 

7/12追記

野間くんについて、ある種の正解というか演者側の話を聞きまして。数日間考えたんだけどやっぱり納得いかないんですよ…(しつこくてごめんなさい…)

岩佐さん曰く、最後拍手しないのは余韻に浸っていたからとのこと。ここがやっぱり引っかかってる。すっごい勝手なこと言います。岩佐さんって風を切れの時とか「本当に楽しかったという拍手が伝わってきた」っておっしゃってるんですよね。ころくびのときも、拍手について「気持ちが伝わる」って言及してきた。野間くんが拍手しなかったことについて「余韻に浸っているから」という可能性は考えてました。でも、感動したからこそ拍手で演者に返したいという気持ちを岩佐さんは知ってるはずじゃないですか。だからそういう演技にはしないだろうなと思ってました。「拍手をすること」よりも「余韻に浸り拍手をしない」ことのほうが上位のように語られたのがすこし悲しかった。あくまで野間くんの場合は、というのはわかってるんですけど。

お手紙が書けなくなって、こういう好きなとこも解釈に悩んでるところもこっそり伝えることができないのはつらいですね。でもお手紙を書いているとやっぱり親しくなったような気持ちになってしまうのでダメです笑 FCの投稿で「個人的な報告」とか他人行儀に書かせてしまっているのはファン側の問題だと思うのですけど、今でも「配信の時間は僕にとっても楽しみな時間です」って思ってくれてるのかなあって寂しくなってしまいました。

風を切れ2020 感想(5/30追記)

土曜マチネ観劇させていただきました😊

とにかく迫力がすっごい作品でした……!1人を除いてみんな初めましての役者さんだったんですが、個性的な役が多くわちゃわちゃ具合も楽しかったです。

 

■演出のはなし

暗転したときってバミリの蛍光テープだけが光るんですけど、今回舞台の面が広いのでその光が広がっていてクラゲが浮いているような、水底のような、なんかすごく「海だ!」って思えて綺麗なんですよね。普段は暗転してる時は目を瞑っちゃう派なんですけど(目を休めたいし、暗さを感じたいので)、今回は暗転ガン見してましたね…。後ろのスクリーンも綺麗でした!ルールの説明って下手寄りに映ってました??場所的にちょっと見えなかったので、次下手で見た時にちゃんと見ようと思います。

舞台装置、ぐるぐる回るのは知ってたけど思ったよりもずっと早い!あと結構選手が移動する!てっきりチームで船固定なのかと思ってたのでびっくりしました。そのおかげで?臨場感増しててすごい…!かっこよかった!

あとこの作品何と言ってもテンポが凄くいい!え、ドラマのワンクールやりましたか?ってくらいの密度。序盤の暗転がすごく少ないんですよね。代わりに出てる人を変えて場面転換を表現してる。役者の人数めっちゃ多いなと思ってたんですが、多くて正解って至る所で思いました。場面転換のシーンと、あと唱和のシーンも。序盤の唱和のシーンはとにかく迫力に気圧される感じで、一気に劇場を作品に引き込んだ気がした。ああいう説明シーンはゆっくりやるより勢つけてガッとやった方がわたしは好きなのですごい楽しかった。(カモメの鳴き声なんかめっちゃうまくないですか?w)後半の葵の葛藤シーンの演出もぞわぞわしてよかったなあ。なんか漫画のモノローグみたいですよね。そんなに観劇の知識ある方じゃないからそう思うのかもですがこういう表現あるんだ!っていう驚きもあり。あそこはホント大人数が合ってたなあ……。

 

■役のはなし

人の顔を覚えるの苦手なんでこんなにたくさんのキャストがいて分かるかな?って思ったんですけど杞憂でした!個性がw

際限ないのでメインキャストに絞って話すと、

アザミ:まず動きが可愛い。とにかくまっすぐなのが伝わってきました。葵との掛け合いの中で、葵の言う「会ったばかりだからわからない」とアザミの「わからないから言える」の対比がそれぞれの性格出てていいですよね。

葵:時折含む物言いをしてたから経験者か!?それとも別競技の挫折者か!?って思ったら当たった👍多分このキャラが一番2回目を見たときに印象が変わると思うから、楽しみです。最初のタバコ云々のとこがかっこよかったしリョウくんといるとすごくお兄さん!って感じした。(中の方、ワートリのカシオなんですね!カシオの誕生日に舞台見れるなんて感無量…)

キリサメ:威厳?オーラ?すごい。もう見るからに強そう。そして強い。後半カイトの前ではちょっと可愛くなるの好きですwセーリングは自分にとってはマイナーじゃない、って言うくだりがすごく好き。「マイナーなんじゃなくてお前が知らないだけだろ」ってすごくいいよね。たしかに!って思ったし、説得力もすごかった。

タイガ:まさかメイン選手があんな序盤で出ると思わなくてびっくりした。いやDJのクセが強すぎてなんもセリフはいってこないですw最初の試合後のインタビューで「俺はパス」って言ってから仕方なく「俺のファンのみんなー!」ってチャラっぽく言うのも実は根はチャラくないのかなっていうのが伺えたし、最後の試合後のインタビューもハガネとの信頼関係がよかった。最後にハガネが言葉出ず指を出すとこで自然と通じ合ってタイガくんも手を重ねるところよかったですよね。この2人の関係性好き。「俺たちはそういうコンビだろ」とかとか試合中の2人の掛け合いすっごいカッコいい。万里の長城もなんかよくわかんないけどかっこいい。序盤DJの仕事中?にアザミに声かけに行くし、めちゃくちゃ面倒見いいんだよな……お兄ちゃん…

カイト:天才の風格がすごい。リョウくんの一件でチームであるカイトもめちゃくちゃ責められただろうし、それでもセーリングを手放さなかった手放せなかったのが熱い男だなあ。乗り越えてきたからこそ、葵とかリョウとかに発する言葉にも重みがあった。終始真剣な目つきだったのが印象的で、実直なひとなんだなと思った。

ハガネ:最初と最後の印象が一番変わった役です。第一印象は「声が良」と「おバカキャラなのかな?」だったんですけど、終盤にかけて本当に本当にかっこいいしか出なくなった!本当にかっこよかった〜!優勝おめでとう!!!!イワシのハガネのくだりはめちゃくちゃウケてしまって堪えるの大変でした。タイガくんと布団は分けたのかどうか、見所ですね。いやいや2人で布団シェアは狭いと思うんだよな!?あと暑そう。ハガネが身を縮こませて布団に入ってるところを想像するとなんかうけます。タイガのことすっごい慕ってて可愛くもあった……!

ハセ:ハセが可哀想でしょキリサメ🔥🔥って思ってたので元サヤに戻ってよかった〜!ハセもハセでめちゃくちゃ真面目かと思いきやわりと強かで安心した。

ハヤト:可哀想で賞。葵はどうして彼にそんなに冷たいの……。「勘違いしてるやつ嫌いなんだよ」ってだけじゃないでしょってくらい可哀想で…。船の部品が云々じゃなくても、自分のやったことで自分以外が賞賛されるのってキツいよねえ(;ω;)報われて…

リョウ:リョウくんめっちゃかっこよかったです!船にようやく乗れた時のイキイキした感じとか!あと葵と2人で海に叫ぶとこ好きです!あのチーム弟分と弟分ではたから見たら傷の舐め合いみたいに見えるのかもだけど、船の上では前を向いていて淀みないところがよかった。葵の懺悔じゃなくてお願いしちゃったとこも2人の中のしこりが和らいだ感じがして好き!

あれ、どこまでがメインキャストなんだろ…

なにげにミサキがいい味出してて好きでした!「全部聞いちゃったんですけど、聞かないまま会ってください」ってアザミに言うところ好きです。

 

セーリング自体、やっぱりわたしも全然知らなくて、知るきっかけになったのがこの舞台で良かったなあと思った。パンフの後ろに解説載ってるのありがたいです…読み込んでから2回目見ます…

なんかもうちょっと書きたいことあった気がするんですけど、正直なところ最初に皆様がお召し物を脱いでいらっしゃったあたりで脳みそが半分ほどショートしてしまったので思い出したら2回目見た後に付け足そうと思います。着て。

取り急ぎ、これから餃子焼いてビール飲みながら風を切れ2018をみたいと思います😋2020みて2018みてまた明日2020見るって言う、贅沢サンドを堪能してやりますよ!!!

 

…いや今思ったけど2回目見てから感想書けば良かったな…??

言葉でなくて唱和って書いたけど群読が正解かな🙄

 

(5/30追記)

ソワレ観劇しましたー!最前だったので前回よりも迫力をあびた…!(大興奮)一番最初の、バックに山本屋ロゴが出てるなか舞台の真ん中で目をつぶってるのめちゃくちゃ気持ちいいだろうな。

やっぱり2回目を見ると葵のセリフとか、周りの行動とか全然違って見えて良かった。最初のレースのあとの葵のコメントに一番に拍手してたのが事情を知るゲンパチさんで胸が熱くなった。葵があんなこと言ったら嬉しいよねゲンパチさん。ハヤトに冷たく当たるところも1回目みたときよりもなんとなくわかったし、おちゃらけてる葵を見てると背負ってるものが頭をよぎったりもして複雑に気持ちになった…。あと個人的に葵のっていうか橘さんの表情が好きです。

2018のほうから微妙にセリフとか名前とか変わってるんですね。ナマで見たからっていうのもあるけど、演出も今回の方が好きだなあ。(「男って〜」「女って〜」ってセリフが多かったのだけが気になりますけど)衣装とか結構ガラッと変わってて良かったですよね。カフカさん一味とか。あともしかして最後の選手が☝️重ねるところの順番変わってた??2020のハガネ→タイガ→カイト→キリサメ→リョウ→葵の順の方が好き。カイトは別コンビだけど、同じチームだから3番目に来て欲しい。

タイガくん、2018のほうがチャラかったですね!水着のくだりとか。ちょっとのセリフ変更とか間の取り方であんなに印象変わるんだなあ。ハガネとの距離も今回の方が近い、というか今回のハガネすっごいグイグイくるから関係性が拮抗してる感じがいいwあと2020のタイガハガネコンビ、アイコンタクトが多いし、座る位置変える時とかも会話してて信頼関係が伝わってきた。そりゃ勝つわ。

この舞台だけがセーリングってわけじゃないけど、セーリング面白いなー!オリンピックの日程調べちゃいましたもん。実際の動画も何個か観てから2回目観劇しました✨やるからには100%の女なので。試合シーンの臨場感がさらにマシマシになったので、見てよかったwわたしの中ではもうマイナースポーツではなくなりました。知らない世界を知れるプロジェクト、本当にワクワクさせられました。折り返し地点もすぎてここからは追い風、頑張ってください💪

 

ここからは余談なんですが

ランダムブロマイドの交換を知り合い何人かでやってて、皆緑背景のやつを「森」って読んでて面白かったですw「森縦持ってます?」でなぜか通じるww江ノ島にあんな森あるんだな🤔

あと今回座席が指定できたじゃないですか、もう2018の写真を探しまくってカテコでタイガハガネコンビを目の前で見れるように吟味したんですよ!やるからには100%の女なので。もーうドンピシャだったのでガッツポーズでした!そしてまんまとこのコンビが一番好きになったし最高に楽しかったです!!!!!!ありがとうございました!!!今年の夏は熱かったな!!

うらがわの事件簿 感想

よーーーやく見れたー!!!!

あらすじを読んでめっちゃ見たいなって思って東京公演を待っていたのでした……仕事の関係で現地チケットは取れなかったのですけど、配信で観劇させていただきました。やったぜ!!

 

めっちゃ面白かったし見終わって「なんかすごい楽しかった!」って自然と思いました。

いや、皆キャラ濃っ笑

ジェバさんのあの感じのキャラ見るの初めてだったから新鮮でニコニコしちゃったし(ときりんさん本当にクセになる)永田さんのあのおっとり加減癒される〜〜力抜ける〜〜小町とか雨宮とか、ハッキリ言う役好きなんだけどあだにやさんと八幡さんが演じてるから余計好きだったな〜。いやー雨宮かっこよ過ぎでしょ!姐さんについていきたい…仕事場にいてほしい…あと途中のブーイングのガヤで藤田さんの声すごい聞こえた気がするんですけどいました?ゲストが中根さんの回だったんですけど、中根さんのあの安心感何……!?中根さんと言えばかなしみおじさんの飼育員の印象が強いからなのかああいうちょっとすっとぼけるところがあるお兄さん演じてるの好きだなあ。のど飴のくだりでドギマギしてる出雲ちゃんも可愛かったな!主演の大庭さんはありすに出てた方だったんですね。雰囲気全然違くて気づかなかった!

あと!問題の(?)盛蔵さん!!(笑)最初の銀行のセリフ仕込みのところをみて、てっきり犯人が銃を出したタイミングで盛蔵さんが台詞入ってくるのかなと思いました。が!銃を出してないうちから「銃を置け」ってセリフを始めちゃう盛蔵さん……なんでそのタイミングで行った!?笑やばさが際立ってて面白かったw

 

そんで本編の話。ガンガンネタバレするんですけど、最後の最後のどんでん返し、だ〜いすき!あそこのシーンがなければいろんな感想が真逆だったかもしれない。でもストーカーの冤罪の下りとか、ネットで擁護の声多数でハッピーエンドとか、「あれ?急にご都合主義?」ってなったところを全部「劇中劇でした」で回収するのニクかった(笑)何も言えねえwwご都合主義、といえば、うたちゃんが歌う前のブーイングのシーンが面白いなと思っていて。あそこでヤジが入ることによって「1人のファンだけに呼びかける舞台」に対する批判の目はあるぞ、ということになると思うんです。とことん私たち観客をうたちゃんに感情移入させたうえで「うたちゃんからの1人のファンへの想い」を昇華させて感動させる手もあったと思うんだけど、わざわざヤジを入れてるんですよね。あえてここはご都合主義にしなかったと。でもヤジを入れたことによって、あれだけ観客あっての舞台だと言ってきたのに「観客がブーイングを飛ばしてきた舞台なのに観客でないネットの声に喜ぶ」っていう矛盾ができてしまっている。ここをどう解釈したらいいのかなと。劇中劇だから作品自体の評価に影響しない、で済ますには大きいと思うんですよね。あとでアーカイブ見直すから、ちょっとそのときに考えます✋

 

どんでん返しの話にもどります。本編の話の内容がそもそも「舞台のうらがわ」なわけなんだけど、あそこでまた一つメタ的な視点にすることで本当の「うらがわ」に入れてもらえたような気もして少し嬉しかったなあ。私たち(観客)もカンパニーの一員になれたような、そんな感じがして。

でも考えれば考えるほど怖いシーンだよね、とも思う。最後ひっくり返るまで「すっごくファン思いで、周りに気を遣ってるうたちゃん」と「わがままで周りに当たる出雲ちゃん」を皆信じてたし、わかったつもりになってたじゃないですか。でも本当のことはわからない。最後のうらがわだって、あそこが本当のうらがわじゃない。人間って人間のことすぐわかったつもりになるからよくないんだよなあ〜(最後、ファンを大切に思う出雲ちゃんはいたけどファンを邪険にするうたちゃんがいなかったのは本当によかった)なんかウルマンさんのポッケの中の折々を思い出しちゃって……ポケ折のなかで「本当かどうかわかりませんねえ。山田権之助様は役者ですから」っていうセリフがあって、結構ことあるごとに思い出しちゃうんですよね……そう…ポケ折、フライドBALLさんでの再演はやく延期日程決まるといいですよね……、、

 

応援する俳優さんがいる身としては、ファンからの手紙によってああやって励まされているというのはすごく夢があって良かった。そうだったら良かったな、と思った。劇中出雲ちゃんの「あのファンがいて恥ずかしかった」ってセリフには死にましたけどねw(本心じゃないにしても)

全然本編関係ない話なんですけど、「兄を探して」が「あんりょ探して」に聞こえてしまって、途中で1人でツボってました( ˙-˙ )

ビブリア古書堂の事件手帖 三上延

なんか一時期話題になってたなあと思って買ったんだと思う。1巻しか読んでないけど…

古書自体の物語性を紐解く内容で、面白かった。この1巻目に収録されている話にでてくる本は読んだことがなかったから、読んだことのある本についての話が読んでみたいな。太宰治の晩年は多分本持ってるけど読んでない気する。

サンリオSF文庫の話、昔同期と話したなあと懐かしくなりつつ。副題がダサすぎて2巻以降に手を伸ばさないでいるのでした。

地獄(男〆天魚) 感想

なんてエゴサ(パブサ)のしにくいタイトルなんだ笑

現地で観劇予定でチケット購入してたけど、ご時世柄しょうがないですね……。配信やってくれただけで感謝なのに物販まで……ありがたい……!

前説面白かったw平均体温低すぎて心配になるw

 

劇場で見たかった、のはもちろんだけど、多分この作品だと人によって笑うところが違うと思うから家でよかったとも思いました。周りと違うところで笑っちゃうと気まずくないですか?

ちなみにわたし的にウケたのは「言わせてもらうけど、言わせんなよ察しろよ」のセリフの良さと最後娘からの贈り物がサロンパスで和菓子じゃないんかい!っていうところでした。律儀に、日付変わってすぐに娘さん来てるんだよね。(夜遅いから気をつけて帰ってね…)逆に役者が笑い堪えてるところは私はあんまり笑えなかった…「役者が笑いを堪えてる」っていうこと自体はウケた。いや、笑えなくないですか、パンさんがアゲハさんに強要されてるとことか普通に見るのつらかった。笑っちゃダメだと思った。

あっ、青木さんが途中でみんなのことを励ますシーンが1番地獄で私の中で盛り上がりました!こんなに地獄なことある!?w一周回って元気出てくる😊なんで青木さん和菓子屋さんなのにモンブラン作ってくれるんだろう、河童さん実はモンブラン好きなのかなあ。いや、でも青木さんのことだから多分好物作ってあげるとかしなそうwたまたま嫌いなものを作ってしまうくらいやりかねないw

 

話の途中まで、これ参加者が誰でも同じ結末になったのでは?と思っていたけど、最後役者の2人と作家の設定が生きててよかった。後半の死神さんの「みんなを死なせようとする言葉」、一生参加者に付き纏うんじゃないかな。そしてそれは間接的に言葉を受け止めてる私たちにも。自信を得た3人と娘さんからの物理的な証拠を得た河童にとっては少し違うのかもしれないけど……。でも古賀さんのあの説得力のある声色で刷り込まれてしまった。芝居に騙されて部屋を出た人たちは死神が気絶したこともしらないからデータの流出にも怯え続けるのかもしれない。自殺が悪ならばそれは集団自殺しようとした罰だと言えるのかもしれない。でも「自殺って悪いことなんですか」という問いを投げておいてその答えをくれてないんです、この作品は。ただ自殺をとめたい人とやめた人がいるだけなんです。役者も、作家も、お父さんも、局地的な救いしか与えられていない。私のなかでは自殺の善悪についてはもう答えが出ていて、それを揺るがす話ではありませんでした。この観劇をきっかけに自殺の良し悪しについて考える人がいたら結論を聞いてみたいな。

「自殺は悪いことじゃない/悪いことだ」というのと、「目の前で人が自殺をするのを止めたい」というのは両立するのに、死神さんがなんでか「悪いことかどうか」の土俵をもってきたもんだから結論が分からなくなってるような気もする……。

 

うっちゃんとひきこもりくん、手を取り合うのはいいけどそこから先は共依存だぜ気をつけな!!😎

あと二枚目役じゃないカケルさん初めて見ました!絶対1番のイケメン役だと思ったのになあ…。

 

よし、二周目見てきますか。終わってすぐ見返せるのは配信の強みですね。

 

(5/8追記)

河童さんの「はぅあ!?」何回聞いても可愛くて好き

アンパンマンのくだりは「雰囲気に飲まれて正気を失ってる」シーンだと思うんですよね……。みてて怖くなってしまう。でもあの異常な陽気さがあってそのあとの淡々としたシーンが生きてくるんだろうな。

2回目みたらコメディだ!って思ったから、重すぎて見返せないって人ほど時間を空けてDVDみてほしいな〜