だいたいうろ覚え

物忘れが激しくなってきたので備忘録

舞台ミアネヨ 感想

場所は俳優座劇場!!なんか前評判めっちゃいいじゃん!とウキウキしながらの会場入り。

感想としては「焼肉を食べて平和を噛み締めたい」たぶん観終わった人の感想みんな大体これだと思う。焼肉とビールが恋しい。

そんな舞台です、というと語弊があるのでちゃんと書きます。

 

コリアンタウンを中心とした、母と離れ離れになってしまった姉妹のお話です。泣けます。

 

今回の俳優的なお目当ては松川さんでした。(風を切れでのハガネ/タイガコンビがだいすきなので…)知ってはいたが、足が長い。スタイルが良い。出てくるたびに、蹴ったり殴ったりは怖いけどついつい見てしまう。最初のシーンでの大島さんのことを考えるとなんかこう、胸がキュッとなるよね。彼は焼肉屋のオバちゃんの過去に気付いてるよね、でも本人には確かめないで通ってるんだろうな。毒を盛られたっておかしくはないのに…。大島さん、腕っぷしが立つから再就職先(?)には困らないんだろうけど、こうやって焼肉屋に通ってきてるということはヤクザとは別の道を選んできたんだろうか。ラストから冒頭に至るまでの彼の人生が気になりすぎる……。

てか序盤、めちゃくちゃ大事なシーンが多過ぎやしないか!?絶対まばたきしない方がいいです。田中はじめとママのシーンとかさあ。。はじめさんの存在がママの人生に大きな影響を与えてるのがセリフの端々にも表現されてたのがよかったな。もうさ、はじめさんって端的にやばいじゃないですか。一目惚れして店通って命張って、尋常じゃないくらい一途で純情なんですよ。でも捜査の状況を漏らしちゃったり、正体に気が付かなかったり。良枝に銃の引き金を引かせたのははじめさんだ。顔を変えて逃げるように助言するということは自分とも会えなくなる覚悟込みなんだろうな。だから報われた瞬間があるとこっちも嬉しい。石川さん、なにげに2.5以外の作品で観る機会が少なかったんですが、本人からはあまり想像できない役柄で新鮮でした。こんな役もできるんだ!

あと祐太さん、前回見たつゆむらでは結構な悪人だったので、今回は純粋に「かっこいい!(面白い)」って楽しむことができてよかったです。逆に、つゆむらやまほろばではあんなに優しかった川村さん怖かった……!ちゃんと怖い。すごく怖い。雷俊さんはとても雷俊さん。ムードメーカーってみんながいうのわかる。あのシリアスな空気であんなに笑いがとれるのはあなただけですw

あとはもう平松さんがほんとーーーに魅力的だった!カタコトな感じとか、もちろん見た目も可愛いんだけど、いやなんか可愛すぎて全ての良さが可愛いに集約されていくな……。傾国ならぬ傾組の美女すぎる。つゆむらでは新田さんと親子だったじゃないですか。それが今回は……なのが面白かったし、やっぱり2人って似てるのかな??

 

本編はもうつらくて!!

朴ちゃんがもうさ、そうはならないでほしいを全部やっちゃうのよね。でもああいう選択をして、そうなっちゃうのって理解できちゃうんですよ。これはもう作品の良さだと思うんですけど。外から見てる観客の私としては「あ、ここで相談しとけばよかったのに」とか「絶対これはやっちゃだめだ」って分かるんだけど、登場人物の性格とか境遇を考えるとほかに選択肢なかったんだろうなって思うから余計つらい。その持ち上げた灰皿を滋じゃなくて地曳に振り下ろせよ!!(だめです)

演出的には、かっこよさが序盤にギュッてされてるので、ほんとうに最初はまばたきしないほうがいい作品だったなあと思いました。

 

さていつもの宣伝のやつです。

https://lounge.dmm.com/detail/3954/

なんだかんだ皆楽しくやってるコミュニティ。結構今作は参加してくれる方が多くて良かったなあ。(グッズ購買層ではないのであまり会議に参加できず申し訳ない)制作のお手伝いもようやく参加できて楽しかった!です!