だいたいうろ覚え

物忘れが激しくなってきたので備忘録

人類にとって「推し」とはなんなのか (横川良明)

えらいパンチの効いたブログタイトルだなと思いましたか、いいえ読んだ本のタイトルです。友達に「読んでほしい!」と渡され(なんでや!)読んでいます。

「応援する」と「推し」の違いの話だとか、「推しの入口は顔」と言い切ってしまう思い切りの良い語り口だとか、共感性が高くて楽しい。関係者各位に「推しがお世話になっております」と言いたくなる身内ヅラ、非常に心当たりあるな……(某主宰や某野生歌手を思い浮かべながら)(まあでもお二人は私が相当アレなの知ってるからいいか…)

複数推しをつくるとリスクヘッジになる話、本当にその通りなんですけど、他に推しが出来てたら苦労しないんだよなあ!?一途どころじゃないからね、一緒に三途の川渡ろうねの略が一途なんですかね、怖いよ。そろそろ引かれそう。引かないでくれ、お願いだよ。まあ抑えてくれって言われたら抑えますけど???(上から目線)

本書の中で「推しごとは予定」と書いてあったのがなるほどと腑に落ちた。どういうことかというと、「この日まで頑張ろう」だとか「この日のために準備しよう」という"予定"が積み重なって人生のロードマップになりうるということ。たしかに現場のない日は自分が何してたかすら全然記憶ないもんな。とてもわかる。人生の区切りまで左右されてしまってる感は否めない(笑)

とにかくこの本はどこをどうとっても「推し事楽しい!推し事始めてからとてもハッピー!」というのがビシビシ伝わってくるのでめちゃくちゃ共感できるしなんかこっちも幸せになれる。わたしも最近気づいたんですけど、推し事のめり込んでから死にたくなる頻度減った気がする!「しんどい」「逃げ出したい」みたいなのはあるけど、これって結構劇的なことでは……!?充実感があるからというのもあるけど、定期的に「推しに嫌われてないな!」って思える瞬間があって(これに関しては勘違いじゃないと思う)、自己肯定感も満たされてるからなのかな。贔屓とか全然しないひとなんですが、なんとなく、そんな気がするというかそのレベルですけど。信頼関係がちょびっと出来上がって、ん?出来上がって……いるよな……?あれ?嫌われてないですよね……?待って待って、最近の自分の行動を思い返してみよう……謎に推しと張り合う、はしゃぎすぎてどすべりする、身内ヅラする、うまいこと言おうとしてすべる、公式ヅラする、漢字読み間違うと煽ってくる……あれ?普通に嫌なやつ…あれ?ちょっとわかんなくなってきたな、、??……よーし、死の!