言わずと知れた有名シリーズだし、推理小説だし、今更私がなにかかくこともないよな〜って思っていたけど、日記的に書くことにする。
ロシア紅茶の謎
有栖川有栖シリーズ、わりと集めて読んでいた時期がある。
なんか難しい話は読みたくなくて、でも本棚みたらよくわからない本ばっか並んでて適当にブックカバーかかってる本出したらこの本だった、と言う流れで再読。
小タイトル一覧
動物園の暗号、屋根裏の散歩者、赤い稲妻、ルーンの導き、ロシア紅茶の謎、八角形の罠
このうち、屋根裏とルーンとロシアのトリックは覚えていた。まあ、最初の動物園の暗号が暗号だけにあまり有栖より先にトリックを解いてやろうなんて思って読んでるわけではないが……
最後の八角形は読者への挑戦状付きなのだけど、やっぱりこういうのはロマンがあっていいね。そこまで真剣に解こうとしてる訳でもなかったけど、なんかいい。
ブラジル蝶の謎(6/20)
ブラジル蝶の謎、妄想日記、彼女か彼か、鍵、人喰いの滝、蝶々がはばたく
「鍵」のオチは正直くだらね〜と思ってしまった…。蝶々がはばたく、はミステリーかと言われるとアレだけど、結構好き。どんなに悲劇的なことであっても、遥か遠くの誰かのためになってくれていたなら、救いだよな。
英国庭園の謎(7/10)
雨天決行、竜胆紅一の疑惑、三つの日付、完璧な遺書、ジャバウォッキー、英国庭園の謎
言葉遊びがふんだんに出てくる。完璧な遺書はあまりにも犯人が間抜けで、調子に乗って手のこんだことするからまあバレるよなって面白かった。ジャバウォッキーは他とは少し趣が違っていて純粋な言葉遊びとして面白かった